お役立ちガイド「採用への近道(プチ情報)」

お役立ちガイド「採用への近道(プチ情報)」

応募する側から質問してもいいですか?
面接の場では、なかなか質問しにくいものです。しかし、求人広告は、会社のすべての情報を掲載しているわけではありませんから、仕事をする上で必要な情報について聞くことはなんら問題ありません。
「残業時間」「有給休暇の取得状況」など、広告から読み取ることが難しい事柄もあります。そのためにも、前もって何を聞きたいかを自分なりにまとめておきます。 質問のタイミングは、面接の最後がいいでしょう。突然質問するのではなく、「(私の方から)お聞きしてもよろしいでしょうか。」と面接官の同意を得てから、聞くようにしましょう。
ただし、あまり自分の都合ばかりを考えた質問だと、仕事への意欲が疑われますので、何を聞くか、どのように聞くかは注意が必要です。
[(社)全国求人情報協会 仕事探しのQ&Aより]
不採用になった会社に、もう一度チャレンジしたい
不採用とした人がもう一度応募してきた場合、それを受け入れるかどうかは企業の考え方、事情によるでしょう。会社によっては、「応募は1回のみ」と規定をしている場合もあります。
その熱意を買って採用した、という例もありますが、学歴や実績が申し分なくても「企業のカラーに合わない」と判断されるようなケースでは、何度チャレンジしても難しいかもしれません。
再度チャレンジした人が採用されたケースを見てみると、「前回と応募条件が変わった」「採用人数が増えた」といったように、その時々の事情やタイミングがあるようです。 不採用になった会社にこだわるより、なぜ自分が採用されなかったのか分析し、応募書類の工夫や面接での経験を生かしてはいかがでしょうか。
[(社)全国求人情報協会 仕事探しのQ&Aより]
面接に臨む服装は
面接に臨む場合は、社会的な常識、マナーに外れていると思われる服装は避けましょう。一般的には「スーツ」が無難でしょう。ただ、デザイナーやクリエーターなど、職種によってはカジュアルな服装でも構わない場合もあります。スーツを着慣れていない場合は、当日になってあわてることのないよう、ネクタイの結び方の練習をしておきましょう。
服装チェックの注意点
(1)着て行く服装は、前日に決めておく
(2)しわや汚れはないか、アイロンの必要はあるか
(3)前日に靴を磨いておく
(4)髪は清潔か、ヘアスタイルは適切か
(5)寝不足顔はしていないか
(6)爪やひげの手入れはしてあるか
(7)ハンカチ、ポケットティッシュの用意
[(社)全国求人情報協会 仕事探しのQ&Aより]
フレックスタイム制とはなんですか?
一日何時間働くというのではなく、1ヵ月以内の一定期間(清算期間といいます)の総労働時間が定められ、労働者はその範囲で、自分の始業・終業時間を自分で決めて働くという制度です。
たとえば、1ヵ月の労働時間が170時間と定められた場合、今日は7時間、明日は9時間、明後日は6時間など、労働者の都合で働いて、1ヵ月のトータルが170時間であればよいという働き方です。
出社・退社の時間も労働者の自由です。ただし、「コアタイム」(必ず労働しなければならない時間帯)がある場合、その時間帯は労働の義務があります。
[(社)全国求人情報協会 仕事探しのQ&Aより]
面接を受ける際の注意点は?
面接を受けるに際しては、「履歴書」「職務経歴書」に書いた内容を、しっかりと頭に入れておくことが大切です。自分のアピールポイントを補足するような内容や、職務経歴書のなかから、自分の強みを発揮したエピソードなど、いくつか事前に用意しておきましょう。また、面接官から出される質問を想定して、自分なりの回答を準備しておきます。例えば、
(1)志望動機
(2)どうして他社ではなくこの会社なのか
(3)採用されたらどんなことをやりたいのか
(4)入社したらどんな仕事がしたいのか
(5)自分の性格や価値観
などは押さえておきたい事項です。
質問に答える際には、マニュアル的な回答は避け、具体的な回答を心がけ、説得力のある回答をすることを心がけましょう。また、面接は、自分をPRする場ではありますが、こちら側も相手(企業)を見るチャンスだということを忘れないで、こちらからも聞きたいことはきちんと説明を求めましょう。
[(社)全国求人情報協会 仕事探しのQ&Aより]
選考結果がなかなかこないときは?
昨今は、応募者が多く選考に時間がかかるケースが増えています。その点に留意して、10日以上待っても連絡がない場合や約束の日をずいぶん過ぎた場合は、自分から問い合わせて聞いてみてもかまわないでしょう。
その際は、「すでに選考の結果をご連絡いただけましたでしょうか。」というように、選考の進行状況を確認するようなソフトな口調が望ましいと思います。あまり催促がましいことを言ったり、対応が遅いことを非難するような口調では、 自分自身の採否に影響がでることも考えられるからです。
もし、まだ結果が出ていない場合は、選考の終了の予定と、いつごろまでに連絡をもらえるかどうかを確認しましょう。なお、問い合わせる担当者が決まっている場合は、直接その担当者へ、 そうでなければ「先日、面接を受けた(履歴書をお送りした)○○と申しますが、ご担当の方をお願いいたします。」と言いましょう。
[(社)全国求人情報協会 仕事探しのQ&Aより]
応募条件をクリアしていないときでも応募できますか?
応募資格とは、その仕事に必要な能力などを備えているかどうかの基準です。
応募条件をどの程度クリアしなければならないかについては、求人企業・事業主の考え方によります。また、資格が必要な仕事や経験が求められる場合もありますので、ケースバイケースといえましょう。
未経験であることや、経験年数が足りない場合でも、絶対に採用されないというものでもありません。あなたの気持ちを伝えることで「意欲的である」と評価してくれる企業もあります。
どうしてもこの仕事がしたいという「熱意」があれば、応募要件をクリアしていなくても、問い合わせてみてはいかがでしょうか。
[(社)全国求人情報協会 仕事探しのQ&Aより]
応募の電話をかけるときに気をつけることは?
まず、次のものを準備してから電話をかけましょう。
(1)募集広告
(2)自分のスケジュール
(3)筆記用具、メモ用紙
(4)質問内容
(5)予想される質問に対する回答(志望動機、経歴などをメモしておきましょう)
電話をかける際は、まず、自分の氏名を名のり、「○○(求人メディア名)を見てお電話をいたしました。」と、求人を知ったきっかけを伝えたうえで、採用担当者につないでもらうようにお願いします。採用担当者につながったら、再度、自分の氏名を名のり、「ただいまのお時間、よろしいでしょうか」など、相手の都合を確認したうえで要件に入りましょう。話のなかで相手に問いかけるときは、会社の場合は「御社」、病院・店舗などの場合は「そちらさま」を用いるのが一般的です。
電話をかける時間をいつにすればよいかは、応募先の事業内容によって異なります。始業・終業前後や忙しいと思われる時間帯、休憩時間などは避けたほうがいいでしょう。
また、携帯電話からかける場合は、屋外などの騒音が激しい場所や電波の届きにくい場所からかけるのはやめましょう。
[(社)全国求人情報協会 仕事探しのQ&Aより]
志望動機の上手な表現方法は?
「志望動機」は、採用(面接)担当者が応募者の「熱意」や「意欲」「関心度」などを測るポイントです。「貴社の将来性や社風に魅力を感じたから」といった表現は、間違いではありませんが、型どおりの表現だけに「入社したい意欲」が伝わりません。
それよりも、「自分の言葉」で、表現するほうが担当者の心に響きます。しかし、「採用されたら一生懸命がんばります」というような表現は、積極性を感じられても何をどうがんばるのか具体性がありません。
まずは、自分のプロフィールに即した表現を心がけるべきでしょう。たとえば、自分の経験や実績を踏まえて、「採用されたらこういうことをやりたい」といった内容であれば、説得力が増すでしょう。
営業職を希望するなら、応募する会社の取扱商品、対象顧客などに触れ、これまでの自らの実績、実務経験を踏まえて、提案などを書くのも効果的でしょう。履歴書の志望動機の欄は、それほどのスペースがありませんので、書きたいことをしぼりましょう。 書ききれない場合は、「職務経歴書」に書いても差し支えありません。言うまでもありませんが、「志望動機」欄の空白は絶対にいけません。
[(社)全国求人情報協会 仕事探しのQ&Aより]
「正社員」と「契約社員」、「パート」と「アルバイト」の違いはなんですか?
法律では、「正社員」、「契約社員」という分け方はありません。一般的に、「期間の定めがない労働契約の者」を「正社員」、「期間の定めがある労働契約の者」を「契約社員」としているようです。「契約社員」で働く場合は、 「契約期間」と同時に、「契約更新の有無((1)自動的に更新するのか、(2)更新する場合があるのか、(3)更新はしないのか)」をかならず確認しましょう。「正社員」、「契約社員」を問わず、労働条件については必ず書面を交付してもらってください。
パートタイマー・アルバイトは、短期間あるいは短時間、臨時的に雇われる者の総称で、両者に大きな違いはありません。
一般的には、パートタイマーは正社員等より短い時間(または日数)就業すること、アルバイトは、学生などが学業のかたわら臨時的に就業すること、と区別しているようです。
[(社)全国求人情報協会 仕事探しのQ&Aより]